逆流性食道炎が口腔内に及ぼす影響
逆流性食道炎とは
逆流性食道炎は、食道に炎症が起きる病気です。食べたものが胃から食道に逆戻りしてくることで、胸やけや胃痛を感じることがあります。
口腔内との関係
逆流性食道炎は、口腔環境にも影響があります。胃酸が食道を逆流することで、口の中にも胃酸が入ってくることがあります。また、胃酸が口腔内に入ってこなくても、呼吸によって酸性の呼気が口の中を通過するので口腔内を酸性にします。
この胃酸は強酸性のため、口の中の歯を溶かしてしまうことがあります。酸蝕歯(さんしょくし)といいます。これが虫歯や知覚過敏の原因になることがあるのです。特に、就寝時など横になっているときは口まで胃液が逆流してしまうことがあります。
逆流性食道炎は、口腔内の細菌バランスが崩し、口臭が強くなり歯周病のリスクも高まることがあります。これは、胃酸の影響で口に入る酸性物質が、口腔内の良い細菌や免疫機能を弱める可能性があるからです。
逆流性食道炎に関連する口腔ケアの重要性
このような症状は、⻭磨きの習慣では解決できない要素となりますが、予防⻭科の守備 範囲とも考えられます。口腔内の健康を守るためには、定期的な歯科の受診と正しい歯磨きが不可欠です。特に、逆流性食道炎を持つ人は、歯茎や歯の健康に特に注意を払う必要があります。また、口腔内が乾燥することもあるため、十分な水分補給や唾液の分泌を促すことが大切です。
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通常時は口の中は中性~弱アルカリ性に保たれていますが食後は酸性になります。
酸性になることで、歯が溶けやすくなるんです。
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駒込・滝野川・西ヶ原・中里 おおさわ歯科クリニック